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タイ カセサート大学副学長らが農学研究科を訪問

投稿日: 2022-06-20

タイ カセサート大学(Kasetsart University)より、Sutkhet Nakasathien研究・開発担当副学長、Kampanat Pensupar国際担当副学長、Tanee Sreewongchai農学部長、Sudsaisin Kaewrueng農学部教務担当副学部長、およびDonludee Jaisut農学部国際担当副学部長が、6月13日(月)、農学研究科を訪問し、澤山茂樹研究科長(海洋環境微生物学)、秋津元輝副研究科長(農学原論)、田尾龍太郎副研究科長(果樹園芸学)、藤原正幸教授(国際交流委員長 水資源利用工学)、樋口浩和教授(カセサート大学との協定コーディネーター 熱帯農業生態学)、片山礼子准教授(カセサート大学とのダブルディグリープログラムコーディネーター 比較農業論)、および縄田栄治ASEAN拠点所長と会談を行いました。

カセサート大学と農学研究科は、共同研究や共催シンポジウム(第1回 第2回 第3回 第4回 第5回)、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業にかかる学生の各種短期交流プログラム(平成28年度実施平成29年度実施平成30年度実施令和元年度実施令和2年度実施令和3年度実施)やダブルディグリープログラムなど、多方面での盛んな交流が行われてきました。コロナ禍においては主にオンラインでの交流のみでしたが、今回は約2年半ぶりの対面での会談となりました。

会談では、澤山研究科長からの歓迎の挨拶の後、双方の出席者から、それぞれの研究分野や、これまでの交流の経験および今後の交流への意欲を含め、自己紹介がありました。その後、コロナ終息後の交流について意見交換が行われました。カセサート大学側からは、共催シンポジウムや学生交流プログラムの再開に対する意欲が示され、カセサート大学で行っている研究者・学生の派遣・受入プログラムや、現行のダブルディグリープログラムを学生にとってより魅力的なものにするための具体案などが提示されました。京大側からは、共催シンポジウムや京大の招へい研究員制度などを通して、交流が継続されたり共著論文が発表されたりした事例が紹介されました。

より一層活発な交流を促進するためには、これまでの交流事業を継続し、両学間でのネットワークを広げていくことが重要であるということで両者が合意し、会談は終了しました。今後は、共催シンポジウムや学生交流プログラムの再開等をきっかけとして、両者の繋がりがさらに強化されることが期待されます。

 

会談の様子

挨拶をするSutkhet副学長

歓迎の挨拶をする澤山研究科長

後列左から 藤原教授、秋津副研究科長、Donludee副学部長、田尾副研究科長、樋口教授、縄田拠点所長、片山准教授
前列左から Sudsaisin副学部長、Tanee学部長、澤山研究科長、Sutkhet副学長、Kampanat副学長