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投稿日: 2024-09-25
中山耕至 農学研究科助教、橋口康之 大阪医科薬科大学准教授、髙橋洋 水産研究・教育機構教授、竹下直彦 同教授、三品達平 九州大学助教(兼:理化学研究所客員研究員)、武島弘彦 福井県里山里海湖研究所研究員、田上英明 水産庁博士(研究当時:水産研究・教育機構主任)からなる研究グループは、南日本の太平洋岸に分布する日本固有の大型魚類である「アカメ」の全ゲノム解析を行い、本種の遺伝的多様性が全体的にきわめて低く、少ない個体数で長期間存続してきたこと、それを可能にしたメカニズムとして免疫などに関わる一部の遺伝子に一定の多様性が保たれていることなどを明らかにしました。
この研究の成果は、未だ謎に包まれた存在であるアカメの進化史についての理解を進めるとともに、その保全施策への応用が期待されます。
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