English
投稿日: 2026-03-04
記者発表をおこなう 栗山浩一 農学研究科教授
農学研究科に新たに設置される「寄附講座ネイチャーポジティブ・エコノミー講座」について京都大学農学研究科の栗山浩一教授が2026年3月3日(火)に記者発表を行いました。
世界的規模で生物多様性が急速に失われており,生物多様性の保全が緊急の課題となっています。このため,2030年までに「生物多様性の損失を止め反転させる」すなわち「ネイチャーポジティブ(自然再興)」が世界目標として掲げられていますが,この目標を達成するためには民間企業による自発的な生物多様性の保全が不可欠です。
しかし,自然環境には価格が存在しないため,生物多様性対策の経済効果を示すことが難しく,企業は生物多様性対策に積極的に投資することが困難な状態にあります。そこで,本寄附講座では,企業の生物多様性対策の経済効果を定量的に評価する手法を企業と協力して開発します。そして生物多様性を配慮した企業経営のあり方について教育研究を進めることで,ネイチャーポジティブ経営の実現に貢献します。
寄附講座の概要 名称:ネイチャーポジティブ・エコノミー講座 設置年月日:2026年4月1日 設置期間:2026年4月1日〜2031年3月31日 担当教員:教員2名(特定准教授・特定助教) 寄附講座運営委員長:栗山浩一(農学研究科教授)