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投稿日: 2025-08-27
坂部綾香 農学研究科助教、小杉緑子 同教授、国立環境研究所、森林総合研究所の研究チームは、半世紀前に考案されながら、これまで実用化が困難だったガス交換の測定理論「真の渦集積法」を、森林で利用可能な装置として世界で初めて実現しました。この手法は、ガス交換を担う乱流の「渦」を、鉛直風速の向きと大きさに応じて分けて集めることで、従来法では難しかった多様なガスの交換量を正確に測定できます。本研究は、気候変動に対し森林がどのような役割を果たしているのか、その全体像の解明に貢献するものです。
本研究成果は、2025年7月31日に、国際学術誌「Journal of Geophysical Research: Atmospheres」に掲載されました。
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