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トマト根に定着する細菌からトマトの毒を分解する酵素を発見―土壌微生物が植物の分泌する有害成分を解毒するメカニズムの理解に貢献―

投稿日: 2023-10-04

中安大 生存圏研究所特任助教、杉山暁史 同准教授、高松恭子 農学研究科博士課程学生、青木裕一 東北大学講師、山﨑真一 同研究員、白須賢 理化学研究所グループディレクター、増田幸子 同研究員らの研究グループは、トマト根やトマチンを添加した土壌から多数のスフィンゴモナス科スフィンゴビウム属の細菌を単離し、ゲノム解析、トランスクリプトーム解析と大腸菌で発現させた酵素を用いた活性測定を行うことにより、スフィンゴビウム属の細菌がトマチンを加水分解して解毒する一連の糖加水分解酵素を有することを明らかにしました。

本研究成果は、2023年9月29日に、国際学術誌「mBio」にオンライン掲載されました。

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