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カンボジア 王立農業大学土地管理学部長らが農学研究科を訪問

投稿日: 2022-11-07

カンボジア 王立農業大学(RUA: Royal University of Agriculture)より、Hor Sanara土地管理・土地行政学部長、Seng Soksan副学部長、Pok Sophak博士、Eun Sambath講師、Yin Chan Eng氏、学生スタッフのKin Sotheavy氏、Chhoengsan Thapkonin氏、およびChhe Sokhieng氏の合計8名が、1031日(月)、農学研究科を訪問し、秋津元輝副研究科長(農学原論)、舟川晋也教授(土壌学)、および真常仁志准教授(比較農業論)と会談を行いました。会談には、真常准教授の研究室に特別研究学生として所属している、RUADyna Chin氏も同席しました。

RUAと農学研究科は、部局間学術交流協定および学生交流協定を締結しており、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業等を通じて交流を行ってきました。また、2020年には、RUAが世界銀行からの支援を得てカンボジア国内の教育整備を行うプロジェクトに対し、本研究科がRUAのサポートをするためのパートナーシップ協定も締結しました。

会談では、秋津副研究科長からの歓迎の挨拶の後、双方の出席者から自己紹介および本研究科の紹介ビデオの上映がありました。その後、RUAHor学部長から、RUA土地管理学部で現在進行中のプロジェクトおよび今後の計画についてのプレゼンテーションがあり、学部および大学院教育の強化・整備のため、京大農学研究科での教育体制について知りたいとの要望がありました。これに対し、京大側からは、教育体制についての情報や資料の提供を行いました。

今後も、研究者間の共同研究や学生の派遣・受入れ、また、世界銀行のプロジェクトに関する情報交換などを通じて、両者の交流が深まることが期待されます。

Hor学部長によるプレゼンテーションの様子

記念品の贈呈

後列左から Kin氏、Yin氏、Chin氏、Pok氏(後)、Chhoengsan氏(前)、真常准教授、Chhe氏
前列左から Eun講師、舟川教授、Seng副学部長、Hor学部長、秋津副研究科長