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【研究成果】希少樹種などの輸入広葉樹材代替として北海道産シラカバを用いたギターを製作

投稿日: 2017-05-01

 村田功二 農学研究科講師、前川遥樹 同修士課程学生らの研究グループは、国内で主に紙・パルプ用のチップとして利用されているシラカバ(シラカンバ)/ダケカンバ材の音響特性を検討しました。その結果、シラカバ/ダケカンバ材はこれまでソリッドギター(空洞を持たない一枚板構造のギター)で使用されてきたハードメイプル、マホガニー、ローズウッドの中で比較的ハードメイプルに近い特性を持っていることが分かりました。また、研究で得られた音響特性値に従いボディにシラカバ材、ネックにダケカンバ材を使用したソリッドギターを試作しました。

 本研究成果は、2017年3月17日から19日に開催された第67回日本木材学会大会にて報告され、運営委員長賞を受賞しました。

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