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京都大学農学研究科附属農場とアローツリーカラスマ店舗との農産物の活用に関する提携について

投稿日: 2017-01-11

 農学研究科附属農場は、教育・研究農場として希少かつ安全で高品質な農産物の栽培研究を推進しており、その一部は食材への提供が可能なものがあります。
 一方、四条烏丸交差点角に立地した商業施設「ラクエ四条烏丸」内にあるアローツリーカラスマは、対面販売を基本とする果物、野菜等の小売りと共に、店舗内でフルーツをふんだんに使ったジュースやケーキ、パフェなどを提供する、現代のニーズに即した食文化発信の店舗です。
 そこで、附属農場で生産された農産物をアローツリーカラスマ店舗で提供し、スイーツ等の食材としても利用することの提案を受け、このたび平成28年12月5日付けで農産物の提供と利用に関する提携を結ぶことになりました。
 これにより農学研究科では、研究成果の発信や社会貢献が果たせるとともに、店舗での顧客の感想や意見などトレンドな情報を入手し、品質向上の技術開発や新品種育成の研究につないでいきたいと考えております。
 また、アローツリーカラスマ店舗にとりましても高品質な農産物や希少品種の販売により他店との差別化がはかれるとともに、新たな商品開発につながることなど、両者にとって有意義であることが期待され、基本合意に至りました。
 農学研究科附属農場は平成28年4月に大阪府高槻市から京都府木津川市へ移転し、木津農場としてスタートしました。新しい施設で初めてのイチゴやトマトの収穫が始まり、今年はイチゴや、本学農学研究科が京都市と共同で育成したトマト品種「京てまり」、「京あかね」をはじめ、モモ、ブドウ、ナシ、カキなども順次提供していく予定です。
 アローツリーカラスマでは、1月14日より農場産のイチゴの販売を開始します。

京都大学農学研究科附属農場


附属農場のイチゴ「さちのか」


アローツリーカラスマ 値札デザイン