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投稿日: 2016-06-24
瀋陽農業大学より、陳温福院士※および徐正進教授ほか7名が17日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、宮川恒農学研究科長(生物調節化学)、奥本裕教授(育種学)、田中朋之准教授(作物学)と対談しました。
瀋陽農業大学は中国の東北部に位置する国家重点大学の一つです。本研究科とは、協定校の一つとして学生および研究者の学術交流や共同研究等を長年行ってきました。同大学は植物保護や農業工学、情報工学、農業経済学など様々な分野を扱っており、育種学や作物学以外の分野も含め今後ますます交流を深めていきたいと陳院士より申し出がありました。宮川研究科長はこれを快諾し、交流協定を今後も継続的に更新するなど、将来的な協力を推進していくことが双方で確認されました。
最後には、京都大学に1年間留学した徐教授から日本語で挨拶が述べられました。一行はその後、奥本教授と田中准教授の引率により研究室や圃場の見学を行いました。
※院士:中国科学院(Chinese Academy of Sciences)が授与する称号で、中国の科学・技術領域における最高の権威とされています。外国籍院士には、野依良治博士を始めとするノーベル賞受賞者が多数選出されています。
左から、刘彤办公室主任、籍平站長、方福平研究員、徐教授、宮川研究科長、王奉斌所長、 陳院士、林洪祥站長、奥本教授、唐亮副教授、田中准教授、徐海副教授
宮川研究科長から農学研究科についての説明を受ける陳院士ら