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【研究成果】半自然草地性絶滅危惧植物の保全に好適な草刈り時期を解明 -開花結実期の草刈りが繁殖と遺伝的多様性を低下させる-

投稿日: 2016-02-17

 中浜直之 農学研究科博士後期課程学生(日本学術振興会特別研究員DC2)、井鷺裕司 同教授らの研究グループと内田圭 東京大学総合文化研究科特任研究員、丑丸敦史 神戸大学人間発達環境学研究科教授らの研究グループは、半自然草地性絶滅危惧植物であるスズサイコを材料に、生息地である草地の草刈り時期が本種の繁殖および遺伝的多様性に大きく影響することを解明しました。

 今回の研究の成果は多くの草地性絶滅危惧種の保全に応用できる可能性が高く、草地性絶滅危惧植物の保全上極めて大きな意義を持ちます。

 本研究成果は、2016年1月25日に、農業生態系と環境の相互作用に関する国際誌「Agriculture, Ecosystems and Environment」の電子版に掲載されました。

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