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江南大学機械工学部長、農学研究科を表敬

投稿日: 2015-05-07

 江南大学機械工学部長のZhang Qiuju教授らは4月30日、京都大学大学院農学研究科を訪問し、宮川恒研究科長、縄田栄治副研究科長、近藤直国際交流委員長、裏出令子副研究科長と会談しました。

 江南大学は1902年に設立された「三江師範学堂」が前身となり、2001年に「無錫軽工業大学」、「江南学院」、「無錫教育学院」の三つを合併して「江南大学」と改名されました。中国教育部直属の211国家重点大学の一つであり、全国唯一の食品科学技術国家重点実験室に指定されています。江南大学と同研究科は2010年11月に学術・学生交流協定を締結しています。

 会談では、宮川研究科長より、農学研究科の専攻構成と研究内容の紹介があり、縄田副研究科長より、「農学特別コース」についての説明がありました。英語のみで修士・博士の学位取得が可能なこのコースについて、Zhang Qiuju先生らは特に興味を示し、英語による授業科目や一般的なコースとの入学試験の違いなどについて意見交換がなされました。

 続いて、Zhang Qiuju先生より、江南大学の概要についての説明があり、江南大学は18の学部に3万人以上の学部学生を有し、特に食品科学や工学の分野では全国でトップレベルにあることが紹介されました。江南大学と京都大学がお互いに強みとする食品科学分野、特に酒類の研究に関する話題には強い関心が寄せられ、今後も共同研究や学生交流など、協定に基づいたより活発な交流を推進していきたい意向を確認し合い、会談を終えました。

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(前列左から)宮川恒 研究科長、Zhang Qiuj機械工学部長、
(後列左から)葉華美 Wuxi Houde Automation Meter Co.副社長、Li Ke 准教授、陳山鵬 三重大学生物資源学研究科教授、Xu Zhiqiang 社長、縄田栄治 副研究科長、近藤直 国際交流委員長、裏出令子 副研究科長

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会談の様子