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【研究成果報告】昆虫が有性生殖と単為生殖を切り替える仕組みを解明 -シロアリ女王、卵の孔を閉じて精子通さず-

投稿日: 2014-11-19

松浦健二 農学研究科教授と矢代敏久 同特定研究員は、昆虫のメスが卵の表面にある卵門(卵の表面にある精子が通るための孔)を閉じることによって、有性生殖から単為生殖に繁殖様式を切り替える仕組みを発見しました。今回発見された単為生殖へのスイッチの仕組みは、メスがオスからの干渉を受けることなく単為生殖を行うことができることを意味しており、昆虫の単為生殖の新しい進化経路を示すものです。

 本研究成果は、米国科学誌「Proceeding of the National Academy of Sciences USA (PNAS)」のオンライン速報版に掲載される予定です。

詳細は、こちらを御覧ください。