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ガジャマダ大(UGM)学長ら、農学研究科を表敬:さらなる学生交流・共同研究に向けて

投稿日: 2014-01-24

 インドネシア共和国・ガジャマダ大学(UGM)のプラティクノ学長とエディ・パーナワン UGM 経済・経営学部副学部長は17日、京都大学農学研究科を訪れ、同研究科の縄田栄治副研究科長、天野洋副研究科長、近藤直国際交流委員長、神﨑護教授と会談しました。

 プラティクノ学長らは、平成24年12月に締結された両大学間の協定に基づく学術交流をさらに深めるために訪日しました。農学研究科は、UGM との連携が特に盛んであることから、具体的な議論のできる訪問先の一つとして選ばれました。

 縄田副研究科長は、UGM などアジア4大学と立ち上げた3年課程ダブルメジャー型ダブルディグリー(二つの異なる分野の修士学位を取得する)プログラムについて「国によるアカデミック・イヤー(学年度)の違いなどの課題がありながらも、去年は私自身の研究室の学生が UGM 修士課程を修了した。今年は、このプログラムを利用して UGM に編入予定の京大院生も既に出てきている。今後の更なる交流発展が期待できる」と報告しました。

 パーナワン副学部長は、農学研究科、工学研究科、防災研究所、再生医科学研究所、エネルギー科学研究科などと進行中の共同プロジェクトについて「それぞれ共著論文の発表、交換留学生の増加、合同シンポジウムの開催など、成果を着実に積んできている。両国ともに資金確保の難しさがあると思うが、今後も多分野にわたる学際的な連携が図ることができれば」と説明しました。

 天野副研究科長、近藤委員長、神﨑教授とも様々な意見交換をした後、プラティクノ学長らは、ともに UGM 出身で現在は京都大学に在籍しているヘンディ・セティアワンさん(防災研究所・修士課程)とベニ・サリスティオノさん(iPS細胞研究所・研究生)の案内で、次の訪問先である再生医科学研究所と百周年時計台記念館に向かいました。

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左から、近藤国際交流委員長、縄田副研究科長、プラティクノ学長、パーナワン副学長、天野副研究科長、神﨑教授

近藤国際交流委員長,縄田副研究科長,プラティクノ学長,パーナワン副学長,天野副研究科長,神﨑教授,飯島由多加
会談中の様子