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投稿日: 2023-02-08
ボリビア サン・アンドレス大学(UMSA)から、Giovanna Almanza教授とYonny Flores研究員、アンデス産作物普及財団(PROINPA)から、Rolando Oros所長とWilfredo Rojasコーディネーターが、2月3日(金)、農学研究科を訪問し、澤山茂樹研究科長および秋津元輝副研究科長と会談を行いました。
今回の訪問は、過酷環境に耐えるキヌアの持続可能な生産技術の開発と普及を目指すSATREPS共同プロジェクトの連携強化を目的としたもので、日本側のメンバーである国際農林水産業研究センターの藤田泰成プロジェクトリーダー、東京農工大学の桂圭佑准教授、そして本研究科の安井康夫助教(栽培植物起源学)も同席しました。
会談では、安井助教による共同プロジェクトの概要紹介があり、世界の人口が増え続けていく中で、過酷な環境にも耐えることができるキヌアが、将来の食料・栄養問題解決に役立つ可能性があるとの説明がありました。今後、育種、栽培、マーケティングなど様々な面において共同研究が進み、地球規模の問題の解決に貢献することが期待されます。
会談の様子
後列左から 桂准教授、藤田プロジェクトリーダー、安井助教、Rojasコーディネーター、Segura研究員前列左から 秋津副研究科長、澤山研究科長、Oros所長、Almanza教授