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投稿日: 2022-08-19
石川萌 農学研究科博士課程学生、三芳秀人 同教授、岸川淳一 大阪大学助教らは、レンセラー工科大学(米・ニューヨーク州)との共同研究によって、コレラ菌など一部の病原性細菌のエネルギー生産に必須の呼吸鎖酵素(ナトリウム輸送性NADH-ユビキノン酸化還元酵素、以下NQRと略す)の詳細な構造を、低温電子顕微鏡法(クライオ-EM法)を用いて初めて明らかにしました。加えて、異なる2種類の阻害剤がNQRに結合している状態の構造も明らかにしました。今回の成果によって、NQRを標的とする新しい抗菌剤の開発研究の進展が期待されます。
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