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台湾・国立台湾大学生命科学院副院長らが農学研究科を表敬訪問

投稿日: 2017-12-20

台湾・国立台湾大学(National Taiwan University: NTU)よりHsinyu Lee生命科学院副院長、Chau-Ti Ting生命科学院国際学術交流センター長、Shih-Kuo Chen生命科学院准教授、およびKai-Hsun Liang氏が12月13日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、縄田栄治研究科長(熱帯農業生態学)および神崎護国際交流委員長(森林・人間関係学)と会談しました。

NTUは本学の大学間学術・学生交流の協定校であり、また同大学の生物資源農学院および生命科学院と本研究科との間にも別途部局間学生交流協定が締結されており、特に生物資源農学院とは交換留学プログラム集中講義ジョイントワークショップ等、継続的に活発な交流が進められています。

会談ではまず、Hsinyu Lee副院長から、現在NTUが交流を強化しようと取り組んでいる大学の一つが本学であることが述べられました。縄田研究科長からは、NTU生物資源農学院と本研究科との間で実施されている学生の留学プログラムや集中講義等について紹介がありました。これを受けて、Leeセンター長が将来的な生命科学院と本研究科間の交流の可能性について述べられました。続いてChau-Ti Tingセンター長から、本研究科との交流強化に向けて、本学の学年暦に合わせた留学プログラムの企画や、生命科学院と生物資源農学院共同での取り組みが可能であるとの説明がありました。また、Lee副院長から、本研究科の研究分野にマッチする生命科学院の教員の紹介と、生物資源農学院と本研究科の合同シンポジウム等への生命科学院からの参加が具体的な提案として述べられ、縄田研究科長もこれに同意しました。

縄田研究科長からの本学および本研究科の概要説明ののち、本研究科の教員が次に国立台湾大学を訪ねる際には生命科学院も訪問することが約束され、会談を終えました。

 

今回の訪問目的を述べるLee副院長

交流の方向性について意見を述べるTingセンター長

会談に臨む縄田研究科長(左)と神崎国際交流委員長(右)

左から、Liang氏、Lee副院長、縄田研究科長、Tingセンター長、神崎国際交流委員長、Chen准教授