menu

チェンマイ大・工学部長ら、農学研究科を表敬:農理工の学際連携を模索

投稿日: 2013-10-29

 タイ・チェンマイ大学工学部の Nat Virayos 学部長、Uttapol Smutkupt 副学部長、Juggapong Natwichai 学部長補佐、Wassanai Wattanutchariya 学部長補佐、Nivit Charoenchai 生産工学専攻長、Chatchawan Chaichana 環境エネルギー技術センター長、Komgrit Leksakul 研究推進センター長、伊藤信孝客員教授は25日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、宮川恒研究科長、縄田栄治副研究科長、近藤直国際交流委員長と会談しました。

 本研究科は9月から10月にかけ、チェンマイ大学農学部・理学部とそれぞれ学術交流協定・学生交流協定を締結しました。これは、主に縄田副研究科長や松村康生農学専攻長らが中心となって築いてきた、両学部との協力関係の更なる強化を図ったものです。

 今回の会談は、締結した協定の学際的な拡がりと、主に近藤委員長らが温めてきたチェンマイ大学工学部との親交の深まりを期して行われました。宮川研究科長、Virayos 学部長らが、それぞれの組織における国際交流の取り組みについて紹介し、ダブル・ディグリー制度や英語カリキュラム等の利点と課題点についての知見を共有しました。

 チェンマイ大学農学部・理学部に続いて、工学部とも交流協定を結ぶことに双方が前向きであることを確認し合い、一行は関連する研究室(生物センシング工学・近藤教授、農業システム工学・清水浩教授、フィールドロボティクス・飯田訓久教授、エネルギー科学研究科エネルギー社会工学・石原慶一教授)の見学に向かいました。

131028_grp
Nat Virayos チェンマイ大学工学部長(前列左から2番目)らとの集合写真

Nat Virayos チェンマイ大学工学部長,宮川恒,近藤直,飯島由多加
会談中の様子