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ケンタッキー大学国際センターの海外留学担当者が農学研究科を訪問

投稿日: 2018-11-09

アメリカ合衆国 ケンタッキー大学国際センターの海外留学を担当するMiko McFarland氏およびLaurence Tuccori氏が10月31日、京都大学農学研究科を訪問し、縄田栄治研究科長(熱帯農業生態学)および秋津元輝副研究科長(農学原論)と会談を行いました。

会談の始めに、縄田研究科長から京都大学の紹介として、本学の概要や海外拠点および大学の国際化に関する取り組み等について言及されました。そして、本研究科の概要説明が続き、各専攻の研究等について紹介がありました。その後、話題はケンタッキー大学および本学農学部・農学研究科での留学生の受入れに移り、以前農学部に留学していたケンタッキー大学の学生や、現在ケンタッキー大学に留学している本学部の学生についても触れられました。McFarland氏およびTuccori氏からは、ケンタッキー大学留学中の本学部の学生は充実した留学生活を送っており、周りの学生にも良い刺激になっている、とのコメントがありました。本学農学部における学部留学生の受入れについては、英語で取得可能な単位の少なさが問題点として挙げられ、Tuccori氏からは、選択できる講義の範囲が広がれば、より多くのケンタッキー大学の学生が本学部への留学に興味を持つのではないか、との意見があり、これに対し縄田研究科長は、今後この問題を改善していくよう検討を進めていくとの意思を示しました。その他に、本学が提供している留学生向けの宿舎や新入留学生対象のガイダンスについてなど、具体的な内容についても質問・ディスカッションがあり、両者にとって有意義な会談となりました。

百周年時計台記念館での会談後、一行は吉田南キャンパスにある吉田国際交流会館の留学生用宿泊施設や共用施設を見学し、充実した設備や宿泊料金の手頃さに感心していました。

歓迎の挨拶をする縄田研究科長

会談に臨むMcFarland氏

会談に臨む秋津副研究科長

意見を述べるTuccori氏

左からMcFarland氏、Tuccori氏、縄田研究科長、秋津副研究科長

吉田国際交流会館を見学する一行