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第3回 京都大学農学研究科-カセサート大学 共催シンポジウムが開催されました

投稿日: 2017-12-14

第3回 京都大学農学研究科-カセサート大学の共催シンポジウム(The 3rd KU-KUGSA Bilateral Symposium on “Food, Environment and Life for the Next Generation: Sustainable Development Goals”)が12月4日と5日の2日間にわたり開催されました。

本学とカセサート大学とは1984年に大学間学術交流協定を締結し、長期にわたり互恵的な関係を築いてきました。カセサート大学はタイで最初に設立された農業大学であり、本研究科とは共同研究、ILASセミナー(海外、旧国際交流科目)、交換留学、またダブルディグリープログラムなど多方面での交流が進められています。本シンポジウムはこのような両大学の協力関係に基づくもので、第1回は2015年12月にカセサート大学で、第2回は2016年12月に本研究科で開催されています。

今回のシンポジウムには、京都大学関係者から学生を含めて27名が参加し、カセサート大学関係者と合わせて70名近くの参加がありました。

4日午前中の全体会議では、カセサート大学よりSutkhet Nakasathien農学部長およびSiree Chaiseri研究担当副学長代理からの開会挨拶に始まり、本研究科の縄田栄治研究科長より将来的な世界の食品生産と農学の役割について、またカセサート大学のSupa Hannongbua理学部長より同大学や理学部における最近の取組み紹介などの基調講演が続きました。午後からは下記の3つの分科会で双方の研究者が研究発表を行い、各分野において活発な議論が交わされました。

Session 1: Agricultural Production and Innovation
Session 2: Biotechnology for Health and Food Sciences and Food Economics
Session 3: Natural Resources

5日は、2つのグループに分かれて、園芸圃場、食品加工場、エビ養殖場等を見学しました。

今年度は、シンポジウムに引き続き、6日と7日に学生交流会と研究室見学が企画され、若手研究者同士の交流もさらに深められました。

Sutkhet Nakasathien農学部長による開会挨拶

Supa Hannongbua理学部長による基調講演

縄田栄治農学研究科長による基調講演

集合写真

パラレルセッション

ポスターセッション

エクスカーション(園芸圃場)

エクスカーション(エビ養殖場)