農学研究科と中国 浙江大学が共催シンポジウムを開催

2017/12/05

2017年11月27日、中国 浙江大学と京都大学農学研究科の共催により、第1回「Graduate School of Agriculture, Kyoto University and Zhejiang University Joint Symposium」が開催されました。

本学と浙江大学とは2003年に大学間学術・学生交流協定を締結しているほか、農学研究科でも2009年に部局間学生交流協定を別途締結するなど、協力関係を築いてきました。また、同大学と本研究科の間では研究者が相互に訪問を重ねており、浙江大学からは本年2月5月に訪問団が来学しました。今回のシンポジウムには、2月に来学したKunsong Chen校長助理を代表とする浙江大学の研究者、ならびに本研究科の研究者および学生が参加しました。

シンポジウム当日は、午前に基調講演等を含む開会式、午後に研究分野ごとの分科会が実施されました。開会式は、本シンポジウムのオーガナイザーである田尾龍太郎教授(果樹園芸学)の司会のもと、縄田栄治研究科長(熱帯農業生態学)とChen校長助理の挨拶に始まり、続いて秋津元輝副研究科長(農学原論)およびGuoping Zhang教授が基調講演を行いました。縄田研究科長は挨拶の中で双方の協力の歴史を紹介しつつ、「京都大学と浙江大学とは、協定校として活発な学生交流を進めてきた。一方、研究交流の面ではまだ拡大の余地があるので、今回のシンポジウムを以てお互いの研究に理解を深める契機としたい」という旨の意見を述べ、今後の両大学の更なる交流に期待を示しました。

午後の分科会は「農作物科学と園芸科学」、「農業工学と生物工学」および「農芸化学と食品化学」 の3つのグループに分かれ、双方の研究者が具体的な研究テーマについて発表とディスカッションを行いました。

また、翌28日は山根久代准教授(果樹園芸学)の引率により、浙江大学関係者一行が月桂冠大倉記念館を訪問し、日本酒醸造の工程などを見学しました。

今回のシンポジウムを通じ、浙江大学と本研究科との連携は、範囲と深度の両面で発展しつつあります。なお、本シンポジウムは、両大学の協力関係の成果および更なる進歩の礎として、今後も継続して開催されることが期待されています。


司会をする田尾教授

挨拶をする縄田研究科長(左)、およびKunsong Chen校長助理(右)

 

基調講演を行う秋津副研究科長(左)、およびGuoping Zhang教授(右)

縄田研究科長(右)がKunsong Chen校長助理(左)に記念品贈呈の様子

集合写真の様子

分科会の様子

月桂冠大倉記念館見学の様子