縄田研究科長らがハノイ理工科大学と京都大学の共同国際シンポジウムに参加

2017/11/17

2017年10月30日から31日にかけ、日本学術振興会拠点形成事業(B)「アジアプラットフォームによる地球環境学の実践的展開と学術研究基盤の創生」、概算要求機能強化経費「海外サテライト形成によるASEAN横断型環境・社会イノベーター創出事業」および京都大学国際シンポジウム経費の支援を受け、ハノイ理工科大学(ベトナム社会主義共和国)と京都大学の主催により、「アジア諸国に展開する地球環境学の教育・研究連携に関する国際シンポジウム」が開催されました。農学研究科からは縄田栄治教授・研究科長(熱帯農業生態学)、神崎護教授・国際交流委員長(森林・人間関係学)および宮川恒教授・全学国際教育委員会国際学生交流委員会委員長(生物調節化学)が参加しました。

30日は午前の全体セッションに始まり、午後は「国際研究連携に向けた取組み」「環境工学に関する研究」等の分科会および京都大学留学説明会が行われました。留学説明会では神崎教授が約100名のベトナム人学生に本研究科の概要を紹介し、その中で「本研究科の大学院、特に博士課程は全体の37%を留学生が占めており、研究活動を支えている」と述べ、ベトナム人学生の留学に期待を寄せました。また、留学説明会の後、縄田研究科長と宮川教授は山極壽一京都大学総長らと共にハノイ理工科大学のSon Hoang Minh学長を表敬訪問し、両学の今後の交流について意見を交換しました。

31日は、午前中に前日と同様の分科会が行われた後、午後には再び全体セッションが展開され、山極総長やTop Tran Vanハノイ理工科大学副学長らが講演しました。また、全体セッションでは地球環境学に関する国際共同研究についてパネルディスカッションが行われ、縄田研究科長がその司会を務めました。ディスカッションでは国際的な研究および教育の交流をどのように持続可能にするかなどの点が議論され、そのなかで縄田研究科長は「研究者個人の人的関係に基づいてプロジェクトが実行されている場合、共同研究もそのプロジェクトの終了とともに途絶えてしまう。若手研究者も巻き込み、組織全体で連携を進めることが重要」という旨の見解を述べました。

なお、本シンポジウムは「海外サテライト形成によるASEAN横断型環境・社会イノベーター創出事業」の主要連携大学の一つであり、また本学および本研究科の協定校でもあるインドネシアのボゴール農業大学にて、来年度の共同開催が予定されています。


留学説明会の個別ブースで来場者の質問に答える神崎教授(右)と縄田研究科長(左)


表敬訪問に臨む京都大学一行(奥)


パネルディスカッションの司会を務める縄田研究科長(手前)


全体セッション会場にて