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ミャンマー イエジン農業大学学長らが農学研究科を表敬訪問

投稿日: 2017-07-21

ミャンマーのイエジン農業大学(Yezin Agricultural University: YAU)より、Myo Kywe学長およびAye Aye Myint准教授が7月11日に農学研究科を表敬訪問し、縄田栄治研究科長(熱帯農業生態学)、秋津元輝副研究科長(農学原論)および神崎護国際交流委員長(森林・人間関係学)と会談しました。

今回Myo Kywe学長らは、京都大学とYAUとの大学間学術交流協定の調印式のため、本学を訪問しました。本学ではYAU出身の研究者や留学生を東南アジア地域研究研究所や農学研究科等で受け入れているほか、2016年10月には独立行政法人国際協力機構(Japan International Cooperation Agency: JICA)による「イエジン農業大学能力強化プロジェクト」の一環で、大学運営等に関する研修を実施しました。

会談では、縄田研究科長が本学の概要について説明した後、Myo Kywe学長から本学における教員の採用の方法や、予算の構成など大学運営に関する質問がありました。特に教員採用ついて、縄田研究科長が本学では教授をはじめとする教員人材を、公募などによって各研究科が原則として独自の裁量で採用できる旨を説明すると、Myo Kywe学長らはYAUとの相違点に関心を示しました。

同学長らはその後、本研究科の教育研究組織について、宮川恒前研究科長(生物調節化学)らによる研修を受講しました。なお、今回の表敬訪問には、JICAから上記プロジェクトのチーフアドバイザーである田中耕司本学名誉教授および研修監理員の米澤順子氏が同席しました。


会談の様子


本学について概説する縄田研究科長(左)


大学運営に関する質問をするMyo Kywe学長(手前)


(前列左から)田中名誉教授、Myo Kywe学長、縄田研究科長
(後列左から)神崎国際交流委員長、Min Zar Ni Aung博士課程学生、May Thet Su Kyaw Tint修士課程学生、Nandar Aye Chan修士課程学生、Hnin Yu Lwin JSPS外国人特別研究員、米澤監理員、Aye Aye Myint准教授、秋津副研究科長、Aung Naing Oo准教授