ベルギー ルーヴェン・カトリック大学生物科学工学研究科と部局間学術・学生交流協定を締結

2017/06/06

京都大学農学研究科は5月25日、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学(KU Leuven: KUL)生物科学工学研究科との学術・学生交流協定調印式を、本研究科にて実施しました。この学生交流協定により、学位取得を目的としない最長1年間の留学が、授業料不徴収で相互に年間5名まで可能となりました。両協定ともに5年間有効で、更新については改めて協議されます。

KULは1425年に設立された現存する最古のカトリック系大学であり、Times Higher Educationによる2016~2017年のWorld University Rankingではヨーロッパで第12位に位置づけられています。同大学の生物科学工学研究科とは主に本研究科の地域環境科学専攻で長年交流が進められており、今回の訪問者の一人であるJosse De Baerdemaeker名誉教授は2012年に客員教授として生物センシング工学分野に滞在しました。また、本年2月には近藤教授(生物センシング工学)がKULを訪問して留学説明会を行い、そこで複数名の留学希望者が現れたこともあり、今回の協定締結に至りました。

会談では、縄田栄治熱帯農業生態学)研究科長が本学の概要とともに、英語で学位を取得できる農学特別コースや本学の海外拠点の機能など、本学および農学研究科の国際化の取組みを紹介しました。次にNadine Buys研究科長および De Baerdemaeker名誉教授もKULの概要を説明しました。Buys研究科長らはKULが8000人を超える留学生を受け入れていることや、学生同士のコミュニケーション、更には現地での生活も英語だけで十分成り立つことを挙げ、同大学が「世界に開かれた大学」である旨を述べました。

今後は、研究分野など様々な共通点を持つ両大学の間でより多くのコンタクトを取り、教員や学生の交流を一層活性化していく方向で双方の意見が一致しました。なお今回の調印式には、KULの卒業生で、本研究科の農学特別コースで食品生物科学を学んでいるBianca Lefevere修士課程学生も同席しました。


本学について説明する縄田研究科長(右から2番目)


KULについて紹介するBuys研究科長(左)


協定書に署名するBuys研究科長と縄田研究科長


(前列左から)縄田研究科長、Buys研究科長
(後列左から)近藤直教授、神崎護国際交流委員長、秋津元輝副研究科長、De Baerdemaeker名誉教授、阪井康能教授、Lefevere修士課程学生、井上和生准教授