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ミャンマー・パテイン大学学長が農学研究科を表敬訪問

投稿日: 2016-07-04

ミャンマーのパテイン大学より、Nyunt Phay学長が6月22日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、宮川恒農学研究科長(生物調節化学)、縄田栄治副研究科長(熱帯農業生態学)、近藤直国際交流委員長(生物センシング工学)および神崎護教授(森林・人間関係学)と対談しました。

初めに、Nyunt Phay学長からパテイン大学の概要と現在の取組みについて紹介がありました。同大学はミャンマーでヤンゴンに次ぐ港湾都市であるパテインに位置し、農学に加え、水産系の分野に注力しています。近年は日本とのネットワーク強化を重視し、複数の日本の大学と交流協定の締結を行っているほか、100名を越える日本の研究者が参加するシンポジウムも開催しているとのことです。また、Nyunt Phay学長自身も博士課程学生および日本学術振興会のフェローとして計7年間日本に滞在した経歴があり、当時の経験を後進の研究者や学生の指導に役立てていることが語られました。

その後、宮川研究科長が本研究科の概要を説明しました。Nyunt Phay学長からは、これまでに日本での派遣研修を経験した研究者の多くが触発されて研究意欲が増したことから、今後ますますこのような交流を拡大していきたいとの希望が伝えられました。

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京都大学農学研究科について説明する宮川研究科長ら

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パテイン大学での取組みについて話すNyunt Phay学長

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左から、近藤国際交流委員長、宮川研究科長、Nyunt Phay学長、縄田副研究科長、神崎教授