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リトアニアからアレクサンドラス・ストゥルギンスキス大学副学長らが農学研究科を表敬訪問

投稿日: 2016-06-10

リトアニアのアレクサンドラス・ストゥルギンスキス大学(旧リトアニア農業大学)より、Laima Taparauskiene副学長およびRaimundas Rukiza准教授が8日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、宮川恒農学研究科長(生物調節化学)および藤原正幸教授(水資源利用工学)と対談しました。

対談では、互いに両学の概要を紹介したうえで、将来的な協力可能性について意見交換を行いました。同大学は農学関連の5つの学部で学士・修士・博士課程を持つ、リトアニアで唯一の国立大学です。国際交流にも注力しており、各種のプログラムによりヨーロッパ諸国と活発な研究・人的交流を行っているほか、近年ではアジアからの留学生も受け入れているとのことです。また、同大学は本学の農学研究科と非常に近似した研究分野を扱っており、Taparauskiene副学長と藤原教授の専門である水資源工学をはじめ、今後各分野での連携を模索することで方針が一致しました。

対談後、Taparauskiene副学長とRukiza准教授は、本研究科の小杉緑子教授(森林水文学)と間藤徹教授(植物栄養学)の研究室を訪問し、研究概要や実験設備の説明を受けました。両教授の国際研究プロジェクトへの参画状況や研究室で受け入れている留学生の学生生活など、研究内容と国際交流の取組みの両方に高い関心が寄せられました。


対談の様子

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左から、藤原教授、Rukiza准教授、Taparauskiene副学長、宮川研究科長

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小杉教授(中央)、勝山正則特定准教授(右)による研究概要説明の様子

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間藤教授(中央)との意見交換の様子