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中国・山東大学教授、農学研究科を訪問

投稿日: 2015-10-26

 中国・山東大学泰山学堂の Xu Fang 教授は23日、京都大学大学院農学研究科との協力可能性を模索するため、本研究科で宮川恒研究科長(生物調節化学)らと会談しました。

 Fang 教授は、本研究科の応用生命科学専攻で2003年に修士号、食品生物科学専攻で2006年に博士号を取得しています。その国際経験から、泰山学堂の生物学科において教育委員長に選出されました。同学堂の他に、山東大学の国家糖鎖工学研究所微生物技術国家重点実験室にも所属し、中国でも有数の研究室を築いています。

 泰山学堂について、Fang 教授は「2010年に設置されて以来、山東大学の新入生約1万人から例年80名ほどを選抜して受け入れている。国内外から著名教員を招へいし、学部2年目から研究活動が始まり、ほぼ全員が1~10か月間の海外留学を経験した上で国内外の大学院課程に進む」とし、国際性と研究意識の早期向上を重視していることを紹介しました。

 Fang 教授は、本研究科との交流可能性について近藤直国際交流委員長(生物センシング工学)、澤山茂樹教授(海洋環境微生物学)と議論し、具体化に向けて進める場合の詳細について本学職員と詰めた上で、会談を終えました。

近藤委員長、Fang 教授、宮川研究科長、澤山教授
(左から)近藤委員長、Fang 教授、宮川研究科長、澤山教授

Fang 教授, 澤山教授
山東大学泰山学堂の紹介をする Fang 教授

宮川恒, 近藤直, 飯島由多加
会談中の対応者ら