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タイ北部の行政・大学幹部ら、農学研究科を訪問

投稿日: 2015-03-04

 タイ北部の地方政府関係者、大学関係者等40名が2月24日、Science, Technology and Innovation Policy Implementation Training の一環で、京都大学の農学分野における産官学連携について知見を得るため、京都大学大学院農学研究科を訪問しました。

 同研究科の清水 浩教授(農業システム工学)より「植物工場:新しい農業生産システム(Plant Factory: New Agricultural Production System)」について、飯田 訓久教授(フィールドロボティクス)より「農業におけるオートメーション化とICT技術の利用(Automation and ICT in Agriculture)」について、及び小川 雄一准教授(生物センシング工学)より「生物センシング工学研究室の研究活動(Introduction of BISE’s* research activities)」及び「電磁波の応用(Applications of electromagnetic waves)」についてプレゼンテーションが行われました。その後、縄田栄治副研究科長(国際担当)より、タイ語も交えながら、京都大学及び大学院農学研究科の概要、及び留学生受入プログラムについて説明がありました。

 質疑応答では、清水教授らのプレゼンテーションに関して、研究内容の実用化や研究の社会や農家への貢献例について質問があったほか、農学分野の研究と産業界との共同研究の例や、京都大学における知財管理についても質問があるなど活発なやり取りとなりました。

*BISE: Laboratory of Bio-sensing engineering

nawata
縄田副研究科長

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訪問団と農学研究科教員ら(本訪問の会場となった京都大学旧演習林事務室前にて)