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投稿日: 2013-11-20
国際連合大学(UNU)高等研究所(IAS)の Ademola A. Adenle リサーチフェローは11日、京都大学農学研究科を表敬訪問し、宮川恒研究科長、縄田栄治副研究科長と会談しました。
この会談は、UNU 副学長・IAS 所長を兼任する Parayil Govindan 教授からの依頼に基づき、農学・バイオテクノロジー分野における日本と新興国の連携強化に向けた取り組みや技術移転について議論するために行われたものです。
宮川研究科長は、日本の研究機関はアフリカ・アジア・中南米とどのように交流を始める事が多いかを聞かれた際、政府系プログラム等を通して組織的に動くケースや、国際会議などで個人的に知り合うケースなどを例として紹介しました。
縄田副研究科長は、Adenle 博士と研究領域が近い事もあり、熱帯の農業資源・営農体系についての質問を多く受け、どの国でどのような実地調査を行っているかも含めて知見を共有しました。
大局的な視点の話題から具体的な研究内容まで多岐に渡って議論した後、Adenle 博士は関連する研究室を訪問し、それぞれ育種学・奥本裕教授、海洋分子微生物学・左子芳彦教授、制御発酵学・由里本博也准教授、発酵生理及び醸造学・小川順教授から研究紹介を受けました。
左から、縄田栄治副研究科長、Ademola A. Adenle フェロー、宮川恒研究科長
会談中の様子