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【研究成果報告】観測値から地盤挙動のメカニズムを把握し、将来予測に役立てる-データ同化を応用したリスク評価に期待-

投稿日: 2012-10-01

村上章 農学研究科教授、藤澤和謙 同講師(前岡山大学講師)、西村伸一 岡山大学教授、珠玖隆行 同助教、中村和幸 明治大学特任講師は、樋口知之 統計数理研究所長との共同研究により、地盤挙動観測値に対してデータ同化手法(粒子フィルタ)を適用し、土の弾塑性モデルのパラメータを合理的に同定して将来予測精度を向上させるとともに、リスク評価に有用な情報となる確率分布を同時に求める手法を確立しました。提案法は室内実験や神戸空港島護岸建設工事の観測値に適用され、その有用性が実証されました。

本研究成果は、「Int. J. Numer. Anal. Methods Geomech.」(オンライン誌)に掲載されました。

詳細は、こちらを御覧ください。